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  3. 箱無しのフィギュアを梱包する場合
Posted on: Posted by: SLmar7uK Comments: 0
看板を持つ人形

壊れやすいフィギュアの梱包は一苦労

フィギュアはネットオークションなどでもかなりの高額がつくこともある人気商品です。

ですが箱入りの未開封品がそのまま売られていることはほとんどなく、実際に持ち主の家でしばらく飾られていたものをそのまま梱包して送るという方法になっています。

その場合気になるのが梱包方法で、パーツが大変繊細に作られている上に壊れやすい素材で作られているフィギュアは相当慎重に扱わなければ配送時に大きな破損を起こしてしまいます。

しかしちょっとしたコツを掴むことでかなり梱包を上手に行うことができるようになるので、よくネットオークションやフリマで出品をする人はぜひ覚えておくことをおすすめします。

ある意味このフィギュア梱包は梱包技術の中でも最大に難しいこととも言えるので、これさえマスターすれば大抵のものは上手に送ることができます。

コツは間にはさむ衝撃吸収材

フィギュアを送るときにはまずは取り外し可能な部品をすべてはずした状態にします。

ただしもともとついていた手足などのパーツまでを無理に分解する必要はなく、正規品として販売されているときに外した状態で箱に入ってたようなところまでで十分です。

ばらした部品はパーツごとに余裕のあるビニール袋の中に入れ、運搬中にパーツ同士が擦れて傷にならないようにします。

つぎにそのパーツ全体を包み込むように気泡緩衝材で巻き、テープなどでしっかりと止めます。

きつく巻きすぎると梱包作業中に傷をつけてしまうこともあるので十分に注意をして作業をしましょう。

パーツごとの梱包が終わったら次はそれらが十分に入る大きめのダンボール箱を用意し、底の部分に丸めた紙(新聞紙など)を敷いていきます。

底全体が隠れるくらいになったらその上に梱包したフィギュアの各パーツを入れ、すべて収まったら再び丸めた紙を入れていきます。

複数のフィギュアを送る場合や分解したパーツの数が多い場合には紙・フィギュア・紙・フィギュア・紙のようにサンドイッチ状態にしてそれぞれが触れ合わないように間を空けてつめていきましょう。

あとは蓋ぎりぎりまで紙を入れてからガムテープで閉じれば完成です。

また配送時にきちんと送り状の品名欄に「フィギュア」や「割れ物注意」の表記をして配送をする業者にも取り扱いの注意を促しましょう。

より親切な配送にするための工夫

こうした梱包方法をする場合、もう一工夫をすることで受け取った人に対しての親切になります。

梱包をする前に分解をしたフィギュアのパーツをそれぞれ記録しておき、送付内容を一覧表にして封書として添付するという方法です。

新聞紙などを丸めて入れてしまうと、細かいパーツなどが中で絡まってしまい、知らずに捨ててしまうなんてこともあるかもしれません。

そこで梱包材の中にどんなパーツが入っているかをしっかりと記録しておくことで受け取った方も確認がしやすくなりますし、あとあとのトラブルも避けることができます。