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  3. フリマアプリの撮影テク
Posted on: Posted by: SLmar7uK Comments: 0
絵画を飾る女性

写真撮影の基本をマスターしよう

ここ最近に発売されたスマートフォンはかなりカメラ機能を充実させたものも多く、デジカメもびっくりの高解像度を実現していたりします。

なのでわざわざデジカメを購入して持っているという人はそれほど多くないのではないかと思います。

確かに安いデジカメを使うくらいならスマホのカメラ機能を使った方がずっとよいということもないわけではないのですが、スマホのカメラというのは上手に撮影をするためにはそれなりのテクニックが必要です。

デジカメの場合にはオートフォーカス機能がついており、カメラレンズを向けると瞬間的にそこからピントを合わせる場所を見つけてくれます。

スマホのカメラにもオートフォーカスはあるのですが、デジカメよりも扱いが難しく持ち方を固定させるのが難しいということもあってピントがぶれてしまうことがよくあります。

まずスマホのカメラを使用するときにはピントの合わせ方をマスターできるように何度か撮って練習をするか、もしくは三脚などを購入して手ブレをしない撮影方法をとった方がよいでしょう。

なお三脚は専用の製品でなくてもよく、100均ショップなどに売っている架台のようなものでも十分です。

タイマー機能を使えば手ブレをすることなしに思った角度で写真の撮影をすることができます。

画面で見る商品写真の基本は明るさがあること

ネット通販の画面を全く見たことがない人はまずいないでしょう。

いくつかのサイトで商品写真を見たときに、その製品に対して良い印象を持つかどうかというのは実は非常に簡単な要素によって決まっています。

大手の通販サイトやショッピングサイトに行くと商品写真が数多くの角度で掲載をされていますが、それらに共通しているのは「明るめの色彩をしている」ということです。

アート写真や企業が新製品のプロモーションで撮影をする商品では陰影を生かしてクールに見せるという手法がよく取られていますが、それはネット上の通販においては全く逆効果です。

その差が顕著に現れるのが食べ物の写真で、メニューに掲載されている生鮮食品の色合いがちょっと暗いだけでかなり食欲が削がれてしまいます。

フリマアプリ向けの写真の基本の基本となっているのが「明るいところで撮影する」と「背景は極力色がないところで撮る」というものです。

写真館での撮影所を思い浮かべてくれればわかりやすいですが、背景を真っ白にして左右からフラッシュライトがあたるようにしていることで被写体をよりはっきりキレイに見せることができます。

ですので実際に写真を撮影するときは昼間や周囲にしっかりライトがあたる場所にするとともに、できたら白やそれに近い一色の背景の場所を使用しましょう。

光が足りないという時には簡易レフ板として白色のカラーボール紙を被写体の周囲においてみるようにしましょう。

大事なのは光が一方向からだけしか当たらないために被写体に影ができてしまうということが起こらないようにするということで、可能なら白色のライトを左右上下からくまなく当てるようにしてください。

最終手段は写真加工

これはあまりフリマアプリ公式で推奨されている方法ではないのですが、最終手段として撮影した写真そのものを加工してしまうというやり方があります。

写真加工アプリは無料でもかなり高性能のものがありますので使いやすいものを使用してもらいたいのですが、撮影した商品写真の背景を明るくしたり、全体の色味を変化させたりといったことに利用ができます。

画像を直接加工すると見違えるほど写真がキレイになるのですが、あまりにも加工をしすぎてしまうと商品の姿を正しく伝えることができなくなってしまったり、購入者に誤解を与えてしまうことにもなるのであまりいじりすぎるというのは控えた方がよいかもしれません。

また写真撮影をしたときに縦横比で余計なものが写り込んでしまったり商品の位置のバランスが悪いというときにはそうしたところも切り取りなどで修正をしておくとよいでしょう。