オークションで欲しいものを探す
普通のお店で販売されていないようなレアな品物も意外に簡単に見つけることができたりするのがネットオークションです。
すでに製造や販売がされなくなってしまったような商品や、限定販売で購入ができなかった商品、あるいは取り扱いをしているお店が極端に少ないような小ロットの製品なども、ネットオークションではごく当たり前に取引をされていたりします。
オークションの最大のメリットはなんといってもこのレア物をどこよりも簡単に探すことができるということです。
また普通の中古品も間に業者を入れないことにより中間マージンのない安い価格で取引をすることができたりします。
例えば趣味でクラシックカーに乗っている人が愛車のパーツを破損してしまったような場合などは、その部品だけを業者に取り寄せてもらおうとしたら何百万にもなるところ、ネットオークションなら数十万円で買えたなんてこともあります。
上手に利用をすれば普通のお店よりもぐっと大きなメリットを得ることが出来ます。
落札までの流れ
ネットオークションで商品を購入するときには、まずは自分の個人情報をオークションサイトに登録をします。
ただ商品の検索や閲覧だけなら登録は必要がないので、まずは商品を探してから入札したい品物を絞って実際の登録をしてみるといいでしょう。
欲しい品物が見つかったらそれを購入してもよい金額を入札します。
品物には必ず「最低落札価格」が記載されているので、そこからいかに離れずに購入交渉を行っていくかというところが駆け引きになります。
入札に関しては自分一人だけではなく他にも購入を希望する人がいるわけですから、どうやって価格を決めていくかというあたりはなかなか慣れないとうまくいかないこともあります。
とはいってもしくみは単純でその商品に対して最も高い価格をつけた人が落札をするため、自分の中で「ここまでなら出せる」というラインを決めておいて、そこを超えた時にしっかりと対応していけばそれほど難しいことではありません。
これは実際にやってみないと感覚がわからないということもあるので、まずはそれほど高くない品物から試してみることをおすすめします。
違法なものや規則違反なものは買わない
便利なオークションですが、使い方によっては社会的な問題に発展することもあります。
耳に新しいところでは危険ドラッグなど違法な製品の取引もそうですし、他にも許可がなくては販売してはいけない製品や、販売することが公序良俗に違反する製品についてはサイト運営に見つかり次第取引停止をされてしまったり、悪質なときにはアカウント削除までされることになってしまいます。
さらに近年よくあるのが、転売が禁止されている製品やチケットをオークションで高値で販売するというような例です。
いわゆる「転売屋」という人たちの商売ですが、運営側も最近は得に敏感になってきていることから発見も相当早くなってきているようです。
限定品や抽選確率の厳しいチケットなどはいくら出しても欲しいと思ってしまうところかもしれませんが、売った側だけでなく買った方も厳しい罰則を課せられるようになってきているので、つまらないことでオークション経歴を汚してしまわないよう購入する製品には十分に気をつけましょう。