流行のSIMフリースマホを購入する際には技適マークの確認が必要
最近ではSIMフリースマホが流行しています。
SIMフリースマホというのは、SIMカードを自由に入れ替えてできる状態のスマートフォンのことです。
つまり、色々な携帯会社のSIMカードはもちろん、格安SIMカードも利用することができます。
そのため、今までのスマートフォンよりも大幅にリーズナブルに通話機能の利用やデータ通信を行うことができます。
最近格安スマホと言われて販売されているのがSIMフリースマホのことです。
これは、販売価格がリーズナブルなことではなく、格安SIMの利用が可能となるスマートフォンのこととなります。
この安くて人気のSIMフリースマホですが、技適マークがないものを使用するのが禁止されていますし、罰金刑が発生することがあるので注意が必要です。
しかし、この技適マークについての知識はまだ浸透しておらず知らない人も多いです。
そのため、SIMフリースマホを利用する際には気づかないうちに違法なスマートフォンを使用してしまう可能性があります。
そこで、ここでは技適マークがどのようなものであり、その確認方法がどのようなものであるのかを紹介していきます。
技適マークとは
現在、日本で販売されているスマートフォンには全て技適マークというものがついています。
これは、スマートフォンや携帯電話といった電波を発する機器には全てついていなければ法律で定められた電波法に則って使用が許されないというものです。
SIMフリースマホの場合にも技適マークがなければ使用が禁止されています。
技適マークがないものを使用して電波を利用することは禁じられており、もしも技適マークがないスマートフォンで電波を利用すると１年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。
電波法を違反しないためにも、自分の技適マークの有無の確認は必須なのです。
なぜ技適マークのないものがあるのか
SIMフリースマホは日本製ではないものが多くあります。
海外で製造されて日本に輸入される際に、日本の審査をクリアしていないものが含まれていることがあり、これには技適マークがついていないのです。
特に、海外産でもかなり安いスマートフォンには技適マークがないものが増えており、インターネット通販で購入すると特にそのようなものを購入してしまうものがあります。
技適マークの有無を確認するには、本体に記載があったりOSの中にあったりと様々です。
Android携帯の場合には電池ボックスにあったりスマホの背面にあったりしますが、iPhoneはデザイン性を守るためにOSの中に記載があります。
SIMフリースマホを購入してこれらの携帯のような場所に技適マークが見当たらない場合には、総務省のホームページで自分のスマホが審査ををクリアしているのかを調べることができます。
技術基準適合証明等を受けた機器の検索というところで調べられ、万が一クリアしていないとわかればすぐに使用を停止しましょう。
また、これからSIMフリースマホを購入するならば、必ず技適マークを確認しましょう。