買うのも売るのも難しい古美術、骨董品
骨董品や古美術は、目利きと呼ばれる人でも時折偽物を掴まされることがあり、買うのも売るのも難しいといわれています。
それでも、骨董品や古美術を収集するのが好きという方が非常に多いです。
古美術品や骨董品の価格というのは、お店によって同じ品物でも金額に大きく差が付くことが多く、2倍から10倍以上という値段の差が付くこともあるのです。
なぜ、古美術や骨董品類を売る際にこの値段の違いが出てくるのか、それを理解し高く売る為のノウハウをしっかり覚えておきましょう。
お店の種類よる査定金額の違い
骨董品や古美術を扱っているお店は、大きく分けて買取の専門業者と、買取と販売を両方行っている業者があります。
買取専門の業者というのは、お客さんから買い取った品物を業者専門の市場や専門のお店に転売し、その差額によって営業しているお店のことで、買取・販売の両方を扱っているという場合は、お客さんから買い取った品物をコレクターや古美術、骨董品の愛用家の方に売却するお店を指します。
間に入る業者の数が少ないという事は、その分差額が少なくなりますので、高く買い取ってもらえる可能性が高いですが、それでもお店によっては査定の段階で金額にばらつきが出る場合もあります。
必ずしも買取販売のお店の方が高く売れるとは限らないということを覚えておきましょう。
それぞれのジャンルに精通した鑑定士がいるところが◎
骨董品や古美術を買い取ってくれるお店はたくさんありますが、より適正価格で買い取ってもらうにはそれぞれのジャンルに精通した鑑定士がいるお店に査定を依頼すると良いでしょう。
売る側にとっては、骨董品や古美術というとそれだけ価値の高いものが多いですし、せっかく売るならきちんとした価格で買い取ってもらいたいと思うのが普通ですよね。
後悔をしないためにも、付加価値の高い美術品を専門的な観点で査定をしてくれるお店に依頼をしましょう。