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  3. 国外から並行輸入で購入する
Posted on: Posted by: SLmar7uK Comments: 0
ブランドの品

並行輸入品とは

最近では、インターネット通販で並行輸入品という注意事項をよく目にします。
並行輸入品として販売されるものには、化粧品からドッグフードまで幅広いものの取り扱いがあるのです。

一般的な商品というのは正規ルートを経ての販売とこの並行という販売とがあります。
正規輸入品というのは、海外のメーカーやブランドの日本支社や日本法人、契約を結んでいる日本企業が直接海外メーカーやブランドから商品を直接購入して販売をする方法です。
それに対して並行輸入品というのは、メーカーやブランドに関係なく個人や企業が直営のショップや量販店から一般の商品を購入してそれを輸入して販売をしています。

例えば、海外にあるファッションブランドを例に挙げてみます。
アメリカにあるファッションブランドが日本に店舗を持っていて、その店舗での商品というのはアメリカからそのショップが直接商品を卸していることになり、これが正規輸入品となります。
ところが、アメリカに個人の洋服屋や企業が個人的に購入して、それを国内で販売すれば並行輸入品ということになるのです。

一見、並行輸入品というのは仕入れ方が違うだけで特に問題がないように見えます。
しかし、購入時にはいくつか注意が必要であり確認した上で購入する必要があるのです。
そこで、ここでは並行輸入品を購入する際の注意点を紹介していきます。

並行輸入品の注意点

並行輸入品は正規ルートを通して輸入がされないということで、正規輸入品よりもリーズナブルに購入できるというメリットがあります。
しかし、購入時には色々と確認しなければトラブルに巻き込まれることがあるのです。

まずは、並行輸入というのは色々なものを一緒に輸入することがあるので品質の不安があります。
例えば、正規品であれば品質管理のために冷暖房完備のコンテナで輸入がされるようなものでも、並行輸入品であれば温度管理がされないコンテナで運ばれたり、赤道上を運搬されてきたりすることがあるのです。

他にも、壊れた際の修理やメンテナンスについても受けられないケースもあります。
それ以外にももしかしたら偽物であることもあるのです。
正規輸入品でないために、同じ商品でも本物である保証がなく、もしもの場合には偽物を正規価格で購入しているようなこともあります。

もう一つ、正規輸入品というのは日本向けにアレンジがされていることがあります。
服であれば日本人向けサイズになっていたり、食品ならば日本食に近づけていたり、化粧品も日本人の肌質や肌の明るさに合わせられていたりするのです。
しかし、並行輸入品は原産国のものが入荷されるため、味や品質が日本人向けではなく合わないケースもあります。

並行輸入品自体は違法行為ではありません。
問題なのは品質管理の不徹底や偽物での詐欺被害です。
並行輸入品を購入する場合には、これらのトラブルを回避することが重要でしっかりと吟味をする必要があります。